はじめに:あの「面談パズル」に悩んでいませんか?
家庭訪問や個人面談。子どもたちや保護者とじっくり話せる大切な機会ですが、その準備にはいつも頭を抱えていた業務がありました。
それが「保護者との面談日程の調整」です。
多くの学校では、希望調査のプリントを刷って配り、集まった希望日をもとに日程を組んでいるかと思います。
さらにそこから、「AくんとBさんは兄弟だから同じ日の連続した時間に」「Cさんの後には1つ空き枠を入れたい」と、まるでパズルのような調整作業が待っています。これだけで膨大な時間と労力が削られてしまいますよね。
「この非効率な作業、Webの力でどうにかできないか?」
そんな思いから、元教員のエンジニアとして、先生方の業務負担を劇的に減らすためのツール「スケジュールメーカー」を個人開発しました。
スケジュールメーカーとは?
スケジュールメーカーは、面談希望日時のアンケート回収から、最適な日程の自動割り当て、そして案内プリントの作成までをすべてブラウザ上で完結できるWebアプリケーションです。
- 完全無料(後から有料になることもありません)
- 面倒なアカウント登録は一切不要
- アプリのインストール不要(PCでもスマホでも、ブラウザを開くだけですぐに使えます)
ここがすごい!スケジュールメーカー4つの特長
1. パズルのような「兄弟調整」も一瞬で自動完了
手作業で最も頭を悩ませる「兄弟姉妹の連続配置」を、独自のアルゴリズムが一瞬で解決します。

名簿を取り込む際に兄弟設定をしておけば、システムが自動で空き時間を計算し、連続した枠にピタッと割り当てます。さらに、「この子の面談後には空き枠(休憩)を確保したい」「一番最後の時間帯にしてほしい」といった個別要望にも完璧に対応可能です。
↓自動割り当て詳細設定画面

2. 大量の紙とデータ入力から解放。スマホで希望日を自動集計
面談の希望日程を紙で集めること
私は、これが現役で教員をしていたときには地味に苦手でした。
・誰が何日に提出したかを名簿で管理する
・なくさないようにその日の内に職員室の引き出しで保管
せっかくアプリを作るなら、この希望調査すらもデジタル化したい!
そう思って保護者フォームまで自作しました!
使い方は、システムが発行するQRコード付きのおたよりを配付するだけで準備は完了です。

保護者はQRコードを読み込み、認証コードを入力するだけで簡単に提出できます。そして、先生は自分のパソコンで「最新の回答を取り込む」ボタンを押すだけで集計が完了します。

補足:学校の許可が下りない場合の「手入力モード」

「うちの学校ではWebフォーム導入はハードルが高い」という場合でもご安心ください。従来通り紙で回収し、先生の手元で「代行入力(手入力モード)」をすれば、強力な自動日程調整の恩恵だけを個人のクラスで受けることができます。
3. 学校現場でも使用可能な強固なセキュリティ
最大の壁となる「セキュリティ(個人情報の取り扱い)」についても、徹底した対策を行っています。
このアプリのプライバシーポリシーにも記載した通り、児童・生徒の氏名データはお使いのパソコンのブラウザ内(ローカル)にのみ暗号化して保存され、インターネット上のサーバーには送信されません。また、保護者との通信には「ゼロ知識暗号化」を採用しており、情報漏洩リスクを極限まで抑えた構造になっています。
次回の記事では、このセキュリティについてどの先生にも安心して使っていただけるよう、詳しく、わかりやすく、解説しますので、そちらをお待ちください。
(2026/3/25追記:記事を投稿しました!『スケジュールメーカーのセキュリティを図解』)
4. 教育現場に寄り添った「入出力」
新しいツールを導入する際の「名簿登録の手間」をなくすため、普段お使いのExcel生徒名簿から名前をコピー&ペーストするだけで準備が完了するように設計しました。また、決定した日程表はWordファイル(.docx)で一括出力できるため、学校独自のフォーマットや挨拶文への微調整も簡単に行えます。

おわりに
先生の本来の仕事は、事務作業ではなく子どもたち・授業と向き合うこと
教員を経験したからこそ、この思いは今も強く持っています。このスケジュールメーカーが、面談準備のパズルから先生方を解放し、少しでも業務改善のお役に立てれば嬉しいです。
先にも少し触れましたが、次回は「本当に学校現場でも使えるセキュリティなのか」について、さらに詳しく解説いたします。
(2026/3/25追記:記事を投稿しました!『スケジュールメーカーのセキュリティを図解』)
まずは以下のリンクから、実際の動きがわかる「デモ環境」を触ってみてください。
